人物叢書 新装版<br> 帆足万里

人物叢書 新装版
帆足万里

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  • サイズ B6判/ページ数 281p/高さ 19X13cm
  • 商品コード 9784642051835
  • NDC分類 121.54
  • Cコード C1323

内容説明

近代日本の黎明期にあたり、合理主義思想の花を開かせ、政治思想を初め、独創的な儒学・国学の鑑識、漢蘭折衷の医学など、多方面に先駆的な業績をあげた万里。本書は秘蔵の文書を駆使して大樹のごとき彼の全貌を描くとともに、三浦梅園―帆足万里―福沢諭吉とつながる合理主議思想の史的発展を見事にとらえた意義深い好著。

目次

1 巣立ちの時代
2 学問自得の時代
3 藩学教授の時代
4 西洋科学探究の時代
5 藩執政の時代
6 窮理学樹立の時代
7 西〓幽居の時代
8 脱藩東上の時代
9 晩年
帆足家略系図
略年譜

感想・レビュー

※以下の感想・レビューは、株式会社ブックウォーカーの提供する「読書メーター」によるものです。

壱萬弐仟縁

18
中井竹山に謁す。教えを請う(17頁)。懐徳堂は自由にして合理主義的な学風で万里の俊敏な心に響いたという(19頁)。貝原益軒84歳もまた、「学びて後、疑ひあり。疑ひありて後、問ひあり。問ふて後、思ひあり。思ふて後、学問の道を得るあり」(19頁)。修学の目的をみずから修める人間の育成においた(35頁)。学塾における読書は早朝6時に始め、2時放課、夜は10時を限った(37頁)。門弟は米良東嶠・岡松甕谷・関蕉川・福沢百助の如き読書家、野本白巌・元田竹溪・毛利空桑・中村栗園・船越豊浦の如き実行家型に大別(41頁)。2021/03/26

多読多量連投が日課だった

1
江戸時代海外情報を独学で学び物理化学やニュートンの弟子の本とか色々の人。作者が子孫なのかきになる。2017/07/27

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