内容説明
国際社会の波の中で、戦国大名が覇権を争った動乱の時代。関東の北条氏、中国の毛利氏といった広域の地域国家の成立、軍事物資の運搬、交差する謀略やうわさ、民衆の知恵など、群雄と民衆の躍動する時代を明らかにする。
目次
群雄の台頭と戦国大名―東国を舞台として
統合へ向かう西国地域
1 地域国家のしくみ
2 伝馬と水運―戦国時代の流通の発達
3 戦乱の中の情報伝達
4 戦いを支えた技術―炮術師と鉄炮鍛冶の活動
5 寺内町と城下町―戦国時代の都市の発展
6 戦禍・災害と人々の生活
著者等紹介
有光友学[アリミツユウガク]
1941年大阪市生まれ。1968年大阪大学大学院文学研究科博士課程中退。現在、横浜国立大学教授
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