内容説明
律令国家とはどのようなものだったのか。東アジアなどとの交流の中で天皇や貴族が取組んだ政治、古代都市「平城京」や地方社会に生きた人々、仏教・美術・文学と国家との関わりなど、奈良時代の全体像を明らかにする。
目次
律令国家と天平文化
1 律令国家の王権と儀礼
2 古代都市の実像
3 地方官衙と在地の社会
4 奈良仏教と民衆
5 飛鳥・奈良の仏教美術と律令国家
6 古代文学と律令国家
7 古代日本と蝦夷・隼人、東アジア諸国
著者等紹介
佐藤信[サトウマコト]
1952年東京都生まれ。1978年東京大学大学院人文科学研究科博士課程中退。現在、東京大学大学院人文社会系研究科教授。博士(文学)
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