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出版社内容情報
LDやADHDのある子どもの学びや生活を支援するうえで大切な知識と理論、支援の実際を学ぶための実践的入門書!
内容説明
さまざまなニーズをかかえた子どもの学びや生活をどう支援するのか。新しい特別支援教育における、スクールカウンセラー等の専門家の役割と、子ども・学校・教師・家庭への支援の実際について丁寧に解説した。
目次
第1章 LD・ADHDとは(軽度の発達障害としてのLD・ADHD;LDとは;ADHDとは;そのほかの軽度発達障害)
第2章 スクールカウンセラーと軽度発達障害(スクールカウンセラーとは;スクールカウンセラーの役割 ほか)
第3章 アセスメントの実際(早期発見の重要性と問題;アセスメントの目的と流れ ほか)
第4章 支援の実態(教師・学校への支援;家庭への支援 ほか)
第5章 軽度発達障害をめぐる動向(障害の医学モデルから社会モデルへ;特殊教育から特別支援教育へ;学校における支援の体制;LD・ADHDなどと共に生きる)
著者等紹介
牟田悦子[ムタエツコ]
成蹊大学文学部教授
※書籍に掲載されている著者及び編者、訳者、監修者、イラストレーターなどの紹介情報です。
感想・レビュー
※以下の感想・レビューは、株式会社ブックウォーカーの提供する「読書メーター」によるものです。
ブルーツ・リー
2
図書館で借りた本にしては、かなりの専門性が担保されていて驚いた。 専門書らしく、実際の現場の声を届ける、という面よりも、論理的にどうか、等の、学術的な記載が多かった。 軽度発達障害に関して、重要だと思われた指摘として、「学童期から成人期にかけて、継続的な支援が必要」とする点。 基本的に、完治する障害ではないので個人の努力だけに頼るのには限界があり、学校システムの中だけで助けようとしても、社会に出てまた壁にぶつかり、排除されるようなケースも多い。 学校の中だけではなく、福祉まで含めて、横断的な支援が必要。2021/05/15