内容説明
初学者には「全体像がわかりにくい」とされてきた民事訴訟法を時系列に沿って丁寧に解説した、新しい時代のスタンダード・テキスト。必要十分な法的知識の習得を目的としながらも、より高度な学習へスムーズに移行できるよう工夫がなされている。2009年以降の法改正(国際裁判管轄に関する民訴法等の一部)や新法の成立(対外国民事裁判権法・家事事件手続法・非訟事件手続法)、重要な裁判例に対応した待望の改訂版。
目次
第1章 民事訴訟の世界
第2章 訴えの提起
第3章 民事訴訟の審理―口頭弁論
第4章 第一審の判決
第5章 第一審判決送達後の訴訟の推移
第6章 訴訟中における手続の中断および請求・当事者の変動
第7章 裁判によらない訴訟の終結
第8章 再審
著者等紹介
山本弘[ヤマモトヒロシ]
1958年生まれ。1981年東京大学法学部卒業。現在、神戸大学大学院法学研究科教授
長谷部由起子[ハセベユキコ]
1957年生まれ。1980年東京大学法学部卒業。現在、学習院大学大学院法務研究科教授
松下淳一[マツシタジュンイチ]
1961年生まれ。1986年東京大学法学部卒業。現在、東京大学大学院法学政治学研究科教授(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)
※書籍に掲載されている著者及び編者、訳者、監修者、イラストレーターなどの紹介情報です。