内容説明
“性”について女性が語ることは長い間タブー視されてきた。法律の世界でも、女性の“性”は男性が論じる客体でしかなかった。だがそんな時代はもう終わりにしたい。「法律は難しく、女にはわからないもの」という“常識”をはねかえさなければ…。
目次
1 女の視点で「強姦」を考える
2 私のからだは私のもの―産む産まないは女が決める
3 結婚は女のおとし穴
4 愛情の売買が許されている
5 買売春と法律婚
6 セクシュアル・ハラスメント
7 同性愛に生きる権利―なぜ差別されるのか
8 未成年者の性的自由