内容説明
ME技術革新は労働力の「女性化」と呼ばれる現象を進展させ女子労働の位置づけは大きく変化した。しかし性別役割分業に基づく基本的矛盾は解消されつつあるのだろうか。女子労働問題の入門書として好評の旧版を全面的に改訂し現代的視点から新たな展望を提供する。
目次
第1章 資本制経済と女子労働
第2章 日本資本主義と女子労働
第3章 労働市場と女子雇用
第4章 ME化と女子労働
第5章 女子の賃金問題
第6章 女性の働く権利と労働法規
第7章 女子労働の社会環境
第8章 現段階における労働力の「女性化」とその展望