内容説明
本書は、均等法の産みの親と労働法学者のカップルが、この法の意義や運用上のポイントを具体的に語ったもの。立法過程でのエピソードが披露される一方、鋭い批判もとび出して、対談の妙味あふれる好著。
目次
1 なぜ均等法が必要だったのか
2 均等法が成立するまで
3 労使間の攻防
4 努力義務規定のメリット・デメリット
5 均等法の特徴
6 均等法の適用範囲と責任主体
7 紛争解決手続をめぐって
8 均等法の限界
9 募集・採用はこう変わる
10 こんな場合は男女異なる取扱いをしてもやむをえない
11 配置・昇進も男女均等に
12 教育訓練はどう行われるべきか
13 福利厚生の内容
14 ゴールも男女均等に―定年・退職・解雇
15 女子労働者が働き続けるために
16 保護規定はどう変わったのか
17 時間外労働・深夜労働ができる範囲は
18 男女差別に関する苦情がある時はこんなふうに
19 均等法の未来は