有斐閣選書<br> 情報公開―現状と課題

有斐閣選書
情報公開―現状と課題

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  • サイズ B6判/ページ数 225,/高さ 19cm
  • 商品コード 9784641180147
  • NDC分類 318.5

内容説明

わが国の行政にとって全く新らしい経験であった「情報公開」は、民主主義社会のキー・ワードといわれている。戦後40年、大きな転換期を迎えつつある現代行政にとって、「情報公開」の適切な運用と、「開かれた行政」に対する住民の信頼の確保とは、まさに、民主政治の基礎固めと発展のため不可欠の前提であるといってよい。しかし、「情報公開」の運用をめぐっては複雑で微妙な問題が少なくない上に、今日「情報公開」への一般認識は深まっているとはいえ、制度の内容や利用の方法については、国民の間に十分な理解があるとは言えないであろう。このような現実をふまえて、ここにはじめて企画された本書は、「情報公開制度」の運用にたずさわる実務家、企画立案にあたる関係者、一般公務員・学生、制度を利用される市民のために、「情報公開」の実際とその運用の問題点を具体的に解説した絶好のテキストである。

目次

序論 いまなぜ情報公開か―制度化の経緯とその背景
第1章 情報公開の制度化の視点
第2章 請求主体と対象情報
第3章 請求及び開示の手続
第4章 適用除外事項
第5章 救済機関及び運営審議機関

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