内容説明
人が安全に安心して暮らすために必要な居住環境のありようを追究する居住福祉学の入門テキスト。住居や福祉施設、まちづくりや地域福祉などの居住福祉の基礎について、生活者の視点に立って解説する。居住空間、コミュニティ、公共政策という3つの視点から整理する。
目次
現代社会における居住福祉の意義―居住福祉学のすすめ
居住福祉学の理論的基礎
第1部 居住空間の視点(健康のための居住福祉;生活空間と居住福祉;生活におけるバリアと居住福祉;居住福祉の人と空間―外山義の仕事の意味)
第2部 コミュニティの視点(コミュニティと居住福祉;居住福祉のための都市環境;中山間地の居住福祉;生活者の視点に立った居住福祉)
第3部 公共政策の視点(自治体政策としての居住福祉;居住福祉のための社会政策;居住福祉学と法―「居住福祉法学」の試み)
居住福祉の課題と展望―危機の克服
著者等紹介
野口定久[ノグチサダヒサ]
日本福祉大学社会福祉学部教授
外山義[トヤマタダシ]
元京都大学教授、2002年逝去
武川正吾[タケガワショウゴ]
東京大学大学院人文社会系研究科・文学部教授(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)
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