財政赤字と財政運営の経済分析―持続可能性と国民負担の視点

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財政赤字と財政運営の経済分析―持続可能性と国民負担の視点

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  • サイズ A5判/ページ数 218p/高さ 22cm
  • 商品コード 9784641163447
  • NDC分類 342.1
  • Cコード C3033

内容説明

財政赤字の拡大とともに、日本経済は社会保障制度の持続可能性や世代間利害対立など多くの問題を抱えている。財政の持続可能性、中立命題と国民負担、赤字発生のタイミングと財政運営ルールの3つの視点による実証分析から、国民生活と日本財政の今後を考えるための確かな指針を示す。

目次

第1章 財政赤字の経済学
第2章 持続可能性と財政再建
第3章 中立命題―整理と展望
第4章 消費関数の不安定性と中立命題
第5章 マクロ経済環境の予測と公的年金財政
第6章 公的年金財政と中立命題
第7章 課税平準化仮説の検証―財政運営と政府の範囲
第8章 景気安定化の財政運営
第9章 財政運営ルールの不安定性
終章 財政赤字の新世紀へ向けて

著者等紹介

畑農鋭矢[ハタノトシヤ]
現職:明治大学商学部教授、一橋大学国際・公共政策大学院特任教授、博士(経済学)。1966年生まれ。1991年、一橋大学経済学部卒業。1998年、一橋大学大学院経済学研究科博士課程単位取得退学。2004年、一橋大学より博士号取得。一橋大学大学院経済学研究科助手、千葉大学教育学部講師および助教授、財務省財務総合政策研究所主任研究官、明治大学商学部准教授などを経て現職(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)
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