内容説明
「見えざる資産ダイナミクス」「知識創造論」をはじめ、日本企業の実証分析から導かれた経営理論は、どのように発展し、継承されたのか。それらは現状に対してどのような分析能力を有しているか。日本発の経営理論の意義と可能性を展望する。
目次
多様な経営戦略論
第1部 企業研究へのアプローチ(日本企業の実証研究とリソース・ベースト・ビュー―「見えざる資産のダイナミクス」を中心とした展望;市場と組織―原理の相互浸透と企業の境界)
第2部 日本企業のダイナミズム(日本企業の環境適応力とオーバー・エクステンション戦略;多角化企業の戦略と資源―見えざる資産の蓄積と利用のダイナミクス;多国籍企業の組織能力とマネジメント―グローバル戦略と経営革新の組織的条件;見えざる資産の会計学―研究開発効率の視点から)
第3部 経営者の機能(企業は誰のものか―経営、支配、統治の3側面)
著者等紹介
伊藤秀史[イトウヒデシ]
一橋大学大学院商学研究科教授
沼上幹[ヌマガミツヨシ]
一橋大学大学院商学研究科教授
田中一弘[タナカカズヒロ]
一橋大学大学院商学研究科准教授
軽部大[カルベマサル]
一橋大学イノベーション研究センター准教授(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)
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