財政学 (改訂版)

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  • サイズ A5判/ページ数 394p/高さ 22cm
  • 商品コード 9784641162983
  • NDC分類 341
  • Cコード C1033

内容説明

政治・経済・社会を統合する媒介環として財政をとらえ、総合的な社会科学としての財政学の構築をめざし、広く迎えられた体系的テキストの改訂版。財政投融資などの制度変更のフォローやデータの更新を行い、格差問題など新規のトピックスを盛り込んで、さらに充実した。

目次

第1編 財政学のパースペクティブ
第2編 財政学のあゆみ
第3編 予算
第4章 租税
第5編 財政のアウトプットとサブシステム
第6編 政府間財政関係

著者等紹介

神野直彦[ジンノナオヒコ]
1946年埼玉県に生まれる。1969年東京大学経済学部卒業。1981年東京大学大学院経済学研究科博士課程修了。大阪市立大学助教授、東京大学経済学部助教授などを経て、東京大学大学院経済学研究科・経済学部教授。専攻、財政学(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)
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感想・レビュー

※以下の感想・レビューは、株式会社ブックウォーカーの提供する「読書メーター」によるものです。

クレモナープ

4
制度中心の財政学の教科書。制度のなりたち、歴史から説明しているのが特徴で、丸暗記より定着はいいけれど単調にもなっている。著者名から想像されるほど内容に偏りはない。ただ、著者に関心があるか教科書指定されているのでもない限り林財政学の方が効率が良いと思われる。2012/09/03

Yakmy

1
文章がくどく、初学者向きではない。教科書的な網羅性はあるが、読み進めにくい。2016/08/02

鉱物

1
再読。経済学の一分野に埋没しない財政学。財政にも思想があるのだと再認識できた。社会科学全般に対する探求の必要を感じ、胸が踊る。2015/08/11

Yakmy

0
何回も読んでたら、ワーグナーのドイツ財政学に影響を受け、その学問的役割を説こうとしていることがおぼろげに理解できた。支出は膨張していくのが国家の定め。だが、その支出のための収入とどのようにバランスをとるか。理論と現実がそぐわない学問的限界を意識しつつ、より良い税制や予算制はないかと考え続けてバージョンアップしていかなくてはいけないのだろう。2016/10/17

Sumiyuki

0
一ヶ月くらいかけて読んだ。一日一章ずつ。後半が難しくて、まだまだ理解できてないところが多い。まだまだだなぁ2010/12/27

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