租税原理―課題と改革

租税原理―課題と改革

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  • サイズ A5判/ページ数 288p/高さ 22cm
  • 商品コード 9784641162167
  • NDC分類 345
  • Cコード C3033

出版社内容情報

租税原理の徹底した検討・分析を通して、最適な税制と21世紀の税制改革の方向性を提示する。

内容説明

著者40年に及ぶ租税研究の到達点。税制は経済社会のなかにあって最も基本的な枠組みであり、「公正」「中立」「簡素」という3原則をバランスさせつつ、社会・政治制度や国民意識と適合的な政策展開が求められる。租税原理の徹底した検討・分析を通して、21世紀における最適な税制とそのための制度改革の方向性を提示。

目次

第1章 租税論の体系と租税原則(租税論の体系―理論・歴史・政策;租税理論と租税原則 ほか)
第2章 戦後の租税研究の系譜―戦後租税研究史(シャウプ税制をめぐる租税論(1950‐59)
高度成長と所得課税(1960‐73) ほか)
第3章 税の公平・公正に関する研究(税の公平に関する思想史;スミスとミル ほか)
第4章 税制の変遷と改革(20世紀の税制―世界の潮流;日本の税制の変遷―所得課税を中心に ほか)
第5章 租税論の課題と挑戦(21世紀における税制改革の背景;日本経済の5つの課題と税制改革 ほか)

著者等紹介

牛嶋正[ウシジマタダシ]
1931年兵庫県に生まれる。1955年京都大学経済学部卒業。名古屋市立大学経済学部教授、参議院議員を経て、現在、名城大学都市情報学部教授
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