組織と経営について知るための実践フィールドワーク入門

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  • サイズ B6判/ページ数 376p/高さ 19cm
  • 商品コード 9784641161689
  • NDC分類 335
  • Cコード C1034

出版社内容情報

企業倫理,官僚制組織,ジェンダーなど組織がもつ多様な側面について深く知り,変えていくための フィールドワーク。「キーワード」で専門知識への入り口を,「ブックガイド」で経路を,「ケース」で目標地 点としての研究実践事例を示して解説する新しいスタイルの入門書。

序 章 「現場」を知り,「現場」を変える
第1部 フィールドワークという方法――フィールドワークとは何か?
 第1章 密着取材・体験取材としてのフィールドワーク
 第2章 観察研究としてのフィールドワーク
 第3章 聞きとり調査としてのフィールドワーク
第2部 フィールドワークの発想――なぜ,フィールドワークか?
 第4章 フィールドワークの発想
 第5章 漸次構造化法の発想
第3部 フィールドワークの技法――どのようにフィールドワークすべきか?
 第6章 文献調査(ライブラリー・ワーク)
 第7章 アクセスと役割関係のマネジメント
 第8章 フィールドノートをつける
 第9章 聞きとりをする
 第10章 報告書(民族誌)を書く
付 録
 1 書誌情報と引用箇所
 2 講義シラバス参考例

内容説明

企業論理の光と影、官僚制組織の功罪、企業文化の落とし穴、「ジェンダー・トラップ」…企業のさまざまな側面について深く知るための入門書。14のキーワード、16のブックガイド、20の研究事例(ケース)を通じて学ぶ、仕事と職場の民族誌。

目次

「現場」を知り、「現場」を変える
第1部 フィールドワークという方法―フィールドワークとは何か?(密着取材・体験取材としてのフィールドワーク;観察研究としてのフィールドワーク;聞きとり調査としてのフィールドワーク)
第2部 フィールドワークの発想―なぜ、フィールドワークか?(定性的調査法の発想;漸次構造化法の発想)
第3部 フィールドワークの技法―どのようにフィールドワークすべきか?(文献調査(ライブラリーワーク)
アクセスと役割関係のマネジメント
フィールドノートをつける
聞きとりをする
報告書(民族誌)を書く)

著者等紹介

佐藤郁哉[サトウイクヤ]
一橋大学大学院商学研究科教授。1955年宮城県に生まれる。1977年東京大学文学部心理学科卒業。1984年東北大学大学院博士課程中退(心理学専攻)。1986年シカゴ大学大学院修了(Ph.D.)(社会学専攻)。専攻、社会調査論、組織論、文化社会学。主著、Kamikaze Biker,University of Chicago Press,1991.(Choice、1993年優秀学術図書)。『現代演劇のフィールドワーク―芸術生産の文化社会学』東京大学出版会、1999年。(AICT賞、第43回日経・経済図書文化賞受賞)
※書籍に掲載されている著者及び編者、訳者、監修者、イラストレーターなどの紹介情報です。

感想・レビュー

※以下の感想・レビューは、株式会社ブックウォーカーの提供する「読書メーター」によるものです。

子音はC 母音はA

2
主に企業を対象としたフィールドワークの本や研究事例を紹介しながら、組織と経営について問題構造化していく方法論を示していく。筆者の他の著作にも云えるが、非常に柔軟性を持って問題群に当たる術を見せている。2014/07/05

シバワン

1
★★★☆☆フィールドワークの基本的な概念を学ぶには良い本だと思う。また、専門用語や理解するにはどのような本を読むべきかを提案してもらえているので取っ掛かりとしてはいいかも。本当に理解するには、もう一度再読しないといけない本かな。2009/08/10

枕流だった人

0
浦安市立図書館

Sanchai

0
上司に薦められて読んだ。良質のエスノグラフィーを書くには良質のエスノグラフィーを読むことということから、多くの参考文献が紹介されている。今回は再読で、前回読んだ後紹介されている文献を3冊読んでみた。どれも良書で参考になった。2011/11/21

yu01

0
なんといっても多数のブックガイドと研究事例の紹介が魅力的。フィールドワークの良書のポイントが知れる。2012/01/14

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