内容説明
手に取るように労働法が理解できる。親しみやすい事例を使いながら分かりやすく解説。法学部生や法科大学院生、実務家に必携。最新の法動向、判例に対応。ますます充実。
目次
第1編 労働法の歴史と機能―労働法の背景や基盤を知り、その意味を探る
第2編 労働法総論―労働法の全体像と枠組みを知る
第3編 雇用関係法―労働者と使用者の個別の関係を規律する法
第4章 労使関係法―労働者、使用者と労働組合との集団的な関係を規律する法
第5編 労働市場法―求職者と求人者との取引に関する法
第6編 労働紛争解決法―労働紛争を解決するための法
著者等紹介
水町勇一郎[ミズマチユウイチロウ]
1967年佐賀県に生まれる。1990年東京大学法学部卒業。現在、東京大学社会科学研究所准教授(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)
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感想・レビュー
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dhayashi
0
労働法に関する全体像をつかみたくて購入したが、その目的にぴったりだった。それぞれの論点の導入部に具体的な事例が紹介されていて、イメージしやすいのが良い。また、各論点について判例の立場を重視しつつも、それに対する筆者の見解が明快かつ理論的に述べられている点も良かった。2012/08/25
澱粉
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ここら辺の法制度の成り立ちなんかは、法律がらみの人でなくても読んで楽しいと思う。そういう書き方になってて読みやすい。2011/11/28
リョウ
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会社法でいうリークエみたいな位置付けなんだろうか。もちろん一回読んだだけで労働法が分かるなんて甘くはないから何度も参照しなければ。事例がいかにもありそうな例で、具体的にイメージして考えられたのはよかった。2010/08/11