内容説明
カウンセリングの基本的な考え方やその具体的な方法(傾聴)、主なこころの病、自己成長の事例、生活に役立つ技法などを幅広く解説。
目次
第1章 カウンセリングって、どんなもの?(カウンセリングを学ぼう!;カウンセリングって何? ほか)
第2章 傾聴の技術(傾聴の意義;傾聴の基本的な態度と技法 ほか)
第3章 自己理解とこころの健康(自分を見つめてみよう;自己理解を深めるエクササイズ ほか)
第4章 悩み苦しみを通しての自己成長(人生における悩み苦しみの意味;女の子の人間関係の悩み苦しみとカウンセリング ほか)
第5章 生活にすぐに役立つカウンセリング技法(内側の自分とつきあう;勇気づけて自信を育てる ほか)
著者等紹介
諸富祥彦[モロトミヨシヒコ]
明治大学文学部教授(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)
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感想・レビュー
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morinokazedayori
33
★★★★★心理学部の学生のみならず多くの方に読んでほしいと始まるが、内容的にはカウンセリングを学び始めた人にお薦め。練習の場ですぐに役立つ内容で、多くの気付きを得られた。来談者中心療法のよさを再認識した。2017/10/08
りょうみや
26
カウンセリングの概要だけでなく、練習方法や人生の段階ごとの悩み苦しみ例、付録に資格のこともある。タイトルに「人生にいかす」とあるようにカウンセリングを学ぶことは自分自身の人生にとっても大いに意義があることも言っている。単純に周りの人の話をよく聞いて人間関係が良くなる、広がることもあるし、カウンセリングの目的はクライアントが「自らを深く見つめ自らの心の声を聴いて、自分で決める」ようになることなので学べば自分自身でも実践できる。2022/03/31
Zing
6
カウンセリングってどんなものかが書いてある本。 カウンセリング事例や手法に加えて、自己理解や生活で使える技法も書かれており、自分の人生を豊かにするためにカウンセリングをしたりされたりすると良い、という論調。 カウンセリング自体がウィンウィンのように書かれているのが面白かった。 ブリーフセラピー、論理療法は知らなかったので学んでみたい。2017/07/23
ゼラニウム/フウロソウ科
3
自己実現論。人間性心理学。2022/04/20
ジュリ
3
カウンセリングをするにあたっての基本的な内容を解説。詳しい内容だけれどわかりやすい言葉を使ってくれているので理解できた。2018/07/15