出版社内容情報
科学技術時代における現代人類学の新たな研究テーマを提示する、新しい研究法テキスト。卒論・修論に取り組む学生に最適。
内容説明
人類学の新たな地平を切り開くための研究法テキスト。フィールドワークとエスノグラフィー的手法―質的データの収集と分析により、複雑化する現代社会を観察する。
目次
人類学をシステムアップする―現代世界との関わりの中で
科学技術時代を観察する―本モデル集の基本テーマ
第1部 テクノサイエンスを観察する(自然・リスク・災害の人類学;工業のエスノサイエンス ほか)
第2部 制度の中の生(bios)(「障害」がつくられているとき、「障害」が壊されているとき;制度を生きる/制度を観る―精神病院民族誌の世界 ほか)
第3部 産業と開発のエスノグラフィー(葬儀の産業化―N社のフィールドワークから;ホスピタリティ産業への経営人類学的アプローチ ほか)
第4部 学習というプロブレマティーク(学習する身体―「勉強会」における改宗ムスリム像の共同構築;多民族社会における学校・言語・知識 ほか)
著者等紹介
山下晋司[ヤマシタシンジ]
1948年、山口県に生まれる。1973年、東京大学教養学部卒業。1978年、東京都立大学大学院社会科学研究科博士課程修了。東京大学大学院総合文化研究科教授
福島真人[フクシママサト]
1958年、東京都に生まれる。1988年、東京大学大学院社会学研究科博士課程修了。東京大学大学院総合文化研究科助教授(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)
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感想・レビュー
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Yoko Oishi
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