有斐閣アルマ<br> アメリカの歴史―テーマで読む多文化社会の夢と現実

個数:

有斐閣アルマ
アメリカの歴史―テーマで読む多文化社会の夢と現実

  • 出版社からのお取り寄せとなります。
    入荷までにおよそ1~3週間程度かかります。
    ※商品によっては、品切れ等で入手できない場合がございます。
  • 出荷予定日とご注意事項
    ※上記を必ずご確認ください

    【出荷までの期間】
    ■通常、およそ1~3週間程度

    【ご注意事項】 ※必ずお読みください
    ◆上記期間よりも日数がかかる場合がございます。
    ◆お届け日のご指定は承っておりません。
    ◆品切れ・絶版等により入手できない場合がございます。
    ◆品切れ・絶版等の確認に2週間以上かかる場合がございます。
    ◆「帯」はお付けできない場合がございます。
    ◆画像の表紙や帯等は実物とは異なる場合があります。
    ◆特に表記のない限り特典はありません。
    ◆別冊解答などの付属品はお付けできない場合がございます。
  • 店舗受取サービスはご利用いただけません。

  • サイズ B6判/ページ数 339p/高さ 19cm
  • 商品コード 9784641121621
  • NDC分類 253
  • Cコード C1322

出版社内容情報

広大な自然空間の中で展開された歴史,人種・民族集団,ジェンダーなどが多様に織りなす歴史,そ のなかで統合が図られ,国民や国家が創られてきた歴史。こうした特色のあるアメリカ史を,多角的, 重層的な構成からふくらみを持って描き出した最新のアメリカ史入門。

序 章 アメリカ史を織る

第1部 空間,環境,経済発展
 第1章 荒野から都市へ
 第2章 ニューエコノミーの形成
 第3章 雇われること,自立すること

第2部 さまざまなアメリカ人
 第4章 文化復権を求めて(先住アメリカ人)
 第5章 アメリカ白人の創造
 第6章 肌の黒いわれわれもアメリカ人だ
 第7章 見えないアメリカ人(ヒスパニック/ラティーノ)
 第8章 太平洋を越えて(アジア系)
 第9章 つくられる性差(ジェンダー)

第3部 国民統合の制度と文化
 第10章 自由と巨大国家の間で(政治思想)
 第11章 民主主義の民主化
 第12章 「アメリカ人」への誘惑
 第13章 “One Nation under God”(宗教)
 第14章 「あらゆるアメリカ人」のために(ポピュラーカルチャー)

終 章 アメリカの世紀はどう創られたのか

内容説明

広大な自然空間の中で展開された歴史、人種・民族集団、ジェンダーなどが多様に織りなす歴史、その中で統合が図られ、国民や国家が創られてきた歴史。こうした特色のあるアメリカ史を、多角的、重層的な構成からふくらみを持って描き出した、最新のアメリカ史入門。

目次

アメリカ史を織る
第1部 空間、環境、経済発展(荒野から都市へ―環境と空間の多様性と変容;ニューエコノミーの形成―経済の発展;雇われること、自立すること―階級形成と労資関係)
第2部 さまざまなアメリカ人(文化復権を求めて―先住アメリカ人のあゆみ;アメリカ白人の創造―ヨーロッパ系の人々;肌の黒いわれわれもアメリカ人だ―アフリカ系アメリカ人の歴史 ほか)
第3部 国民統合の制度と文化(自由と巨大国家の間で―政治思想の伝統;民主主義の民主化―アメリカ政治の歴史的変容;「アメリカ人」への誘惑―国民統合のプロセスと人種・エスニシティ ほか)
アメリカの世紀はどう創られたのか―世界の中のアメリカ

著者等紹介

有賀夏紀[アルガナツキ]
埼玉大学教養学部教授

油井大三郎[ユイダイザブロウ]
東京大学大学院総合文化研究科教授
※書籍に掲載されている著者及び編者、訳者、監修者、イラストレーターなどの紹介情報です。

感想・レビュー

※以下の感想・レビューは、株式会社ブックウォーカーの提供する「読書メーター」によるものです。

Hiroshi

2
移民国家で世界最初に近代共和国を樹立したアメリカ。このアメリカを1万2千年前の先住民の北米大陸移住から語った本。当初の「イギリス人の自由」の主張が「自然権思想」に代わり独立したが、自由の行き過ぎを恐れ連邦制になるところは奥が深い。産業革命で商業が盛んになった北部に対し奴隷制プランテーションの南部との南北戦争は、独立当初より必然であった。発展の当初より拡張主義があり領土は広大なものとなる。人種差別を克服しオバマ大統領が生まれたが、性は克服するのか。ピルグリムとファウンディングをファーザーとするアメリカ如何。2014/10/14

まふぃー

2
「多民族国家のアメリカは、建国から今日に到るまで、常に国家を何によって統合するのかという問題と向き合ってきた。アメリカは『共通の過去』を持っていないために、『共通の未来』についての意思が欠如すると、昔の民族的アイデンティティへと逆行してしまう国である。過去を共有する人々、それが民族である。共通の過去を持たない国、うsなわち多民族国家アメリカを統合するもの、それは理念として表現される『共通の未来』しかない。」アメリカについて、そして所謂アメリカナイズされた価値観を纏った世界を理解するために最適な一冊。2011/02/13

numainu

1
評価C2017/05/06

あきら

1
大学の教科書っぽいですね。全体知識が少なくて若干読むのに手こずりました2014/07/29

1
アメリカの多面的な特徴を、多種多様な文化・人種と、纏める為の思想・宗教・文化から理解する入門書。真新しい理論は特に無く、思想の偏りもややリベラル程度、執筆した教授陣も無難な選択で、これこそまさしく大学生の為の「アメリカ学入門書」と言える。欲を言えばアメリカと中東・中国との関係も入れて欲しかったが、執筆されたのが十年前なのでやむをえないか。むしろここ10年の「アメリカン・ドリームの失墜」が現代アメリカを探る為の重要な手掛かりになりそうでもあるのだが。2011/06/09

外部のウェブサイトに移動します

よろしければ下記URLをクリックしてください。

https://bookmeter.com/books/33610
  • ご注意事項

    ご注意
    リンク先のウェブサイトは、株式会社ブックウォーカーの提供する「読書メーター」のページで、紀伊國屋書店のウェブサイトではなく、紀伊國屋書店の管理下にはないものです。
    この告知で掲載しているウェブサイトのアドレスについては、当ページ作成時点のものです。ウェブサイトのアドレスについては廃止や変更されることがあります。
    最新のアドレスについては、お客様ご自身でご確認ください。
    リンク先のウェブサイトについては、「株式会社ブックウォーカー」にご確認ください。