内容説明
本書は社会学に初めてふれる若い人を読者としてつくられた「だれにでもわかる理論社会学入門」です。社会学は「常識的な見方」を超えて、現実の背後にあるものを解明する学問です。この本では、あなたの身近な社会現象を素材に、社会学の基本タームのもつ「分析のための道具」としてのパワーを紹介しています。
目次
第1部 行為の分析(意味と相互主観性;アイデンティティ ほか)
第2部 秩序の解読(ジェンダー;規範と制度 ほか)
第3部 社会の構想(共同体;国家と市民社会 ほか)
感想・レビュー
※以下の感想・レビューは、株式会社ブックウォーカーの提供する「読書メーター」によるものです。
まあい
3
諸事情により旧版を読む。しかし読みやすい。タイトルに偽りなし、社会学の考え方と基本概念がとても平易に説明されている。高校現代文レベルの文章で、社会学系の学部への進学を考える高校生や、社会学の基礎を掴みたい大学生にオススメ。2017/03/17
かっこう
2
社会学の入門として種々テーマを広く(浅く)学べるテキストなのだと思うが、勉強ではなく、読み物として読んだ。完全な素人としてはこの内容でも難しく感じる部分が多々あったが、予言の自己成就、見えない権力、宗教なんかが非常に面白かった。2022/07/12
ずほ
0
社会学系の学部に進みたい高校生とか一年生に薦めたい。2014/05/16
yk
0
大学のとき読んだ。確認のため再読。2012/05/24
ひま
0
社会学の決定的入門書。簡単な言葉で具体例豊富。参考文献などの紹介もあってよい。2009/07/19