米日韓 反目を超えた提携

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  • サイズ A5判/ページ数 354p/高さ 22cm
  • 商品コード 9784641076648
  • NDC分類 319.102
  • Cコード C3031

出版社内容情報

近代以後の日本と韓国は,歴史的「負の遺産」に災いされて敵対的感情に走りやすく,1965年の日 韓基本条約調印後も再三にわたって外交関係が緊張してきた。しかし,米国を共通の同盟国として 「擬似同盟」関係にある日本と韓国には,反目を超えた提携が成立している。

監訳者はしがき――「段階的終局」としての日米韓三国協商ビジョン

日本語版への序文

序 章 不可解な関係とその重要性
第1章 歴史の謎
第2章 論証――擬似同盟
第3章 「ニクソン・ドクトリン」下での協力,1969~1971年
第4章 デタントと危機の高潮,1972~1974年
第5章 ヴェトナムとカーター政権期,1975~1979年
第6章 1980年代――レーガン政権期の進展と軋轢
結 論 擬似同盟か敵対か?――冷戦終結以降

訳者あとがき

内容説明

日韓両国が強い協調関係を示すことは可能である。それはいつ、どのような理由からか。気鋭の国際政治学者が、歴史・理論・地域研究に基づいて考察する。2000年度大平正芳記念賞受賞作。

目次

序章 不可解な関係とその重要性
第1章 歴史の謎
第2章 論証―擬似同盟
第3章 「ニクソン・ドクトリン」下での協力、1969‐1971年
第4章 デタントと危機の高潮、1972‐1974年
第5章 ヴェトナムとカーター政権期、1975‐1979年
第6章 1980年代―レーガン政権期の進展と軋轢
結論 擬似同盟か敵対か?―冷戦終結以降

著者等紹介

チャ,ヴィクター・D.[チャ,ヴィクターD.][Cha,Victor D.]
1961年、ニューヨークに生まれる。1983年、コロンビア大学経済学部卒業。1986年、オクスフォード大学哲学・政治学・経済学部でB.A./M.A.、88年、コロンビア大学でM.I.A.、94年、コロンビア大学でPh.D.(政治学)取得。ハーヴァード大学ジョン・M.オーリン戦略研究所研究員、スタンフォード大学国際安全保障協力センター、およびフーヴァー研究所研究員を経て、現在、ジョージタウン大学政治学部準教授。エドモンド・ウォルシュ外交学院にてD.S.ソン・アジア・行政研究のチェアー、および米国の同盟研究プロジェクトのディレクターを務める
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