内容説明
財市場と資本・金融市場に焦点をおきながら、新しいマクロ経済モデルを解説。ミクロ的な基礎をもつマクロ経済モデルの基本的な考え方を習得できる。
目次
第1章 マクロ経済モデルの座標軸
第2章 合理的期待形成と新古典派成長モデル
第3章 資産価格決定理論と代表的個人
第4章 景気循環と経済成長
第5章 貨幣的景気循環論:古典派とケインジアン
第6章 経済政策の理論
感想・レビュー
※以下の感想・レビューは、株式会社ブックウォーカーの提供する「読書メーター」によるものです。
Voces Intimae
1
大学のマクロ経済学の授業のために読了。清滝=ライトモデルなど、他の教科書ではあまり扱わない内容を扱っていて新鮮だが、話題の多さと本の薄さゆえに、やや不十分な感じを受ける。改訂版が出たので、これから読むならそちらを薦める。2011/01/09
葉
0
院試のマクロはマンキュー2冊を読んだ後、この本を読んで臨んだ。世代間のところは授業の復習で何回もやって、少し頭に入っているが、景気循環と成長論のところでサーチ・モデルが出てきて意味がよくわからなかった。院のマクロで取り扱った内容を殆ど忘れてしまっている。ローマーもほったらかしにしておるので読もうと思う。リカーシブは本棚の一番下に眠っているし、アセモグルに関してはどこにあるのかもわからない。マクロは怖い。2015/07/13
Yggdrasill
0
学部上級~M1くらいのレベル、サーチ理論、DPなど、ベルマン方程式等も扱っているのでM2レベルにも触れることができる、大学院準備と入門にお勧めの1冊。2010/09/06