働き者たち泣き笑顔―現代日本の労働・教育・経済社会システム

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働き者たち泣き笑顔―現代日本の労働・教育・経済社会システム

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  • サイズ B6判/ページ数 205p/高さ 19cm
  • 商品コード 9784641066687
  • NDC分類 304
  • Cコード C1033

内容説明

どうしてそんなに働くのですか?“ゆとり”への道を考えてみませんか?現代日本社会の特質にさまざまな角度から、しなやかに鋭く迫る。講演スタイルで書かれた会心の日本社会論。

目次

1 会社人間の気力と憂鬱―働きすぎを考える(日本のサラリーマンの働きすぎ;働かせる構造―企業の要請;働いちゃう心理―サラリーマンの適応;生活におとす影;働きすぎの是正をめぐって;ゆとりの獲得のために)
2 日本的経営の働かせ方―生産と労務のソウトウエア(正社員への要請;日本的経営のもたらすもの)
3 戦後民主主義教育の検証―教室から職場へ(枢要の問題はどこに?;何が起こっているのか?;政財界にとってそれほどの危機か?;いまなにが必要か?)
4 よりヒューマンな経済社会システム―体制の選択・序説(体制変動の20年;否定しえぬいくつかの価値;否定しえぬ価値の現実;日本・新自由主義の選択;社会民主主義の再生のために)

感想・レビュー

※以下の感想・レビューは、株式会社ブックウォーカーの提供する「読書メーター」によるものです。

カモメ

2
25年前の本。とても読みやすかったです。自発と強制がないまぜになった中で、欧州では有給を取得する前提で人員配置がされていますが日本だと休むとその分誰かがカバーしなければならず、また私生活に及ぶ面までもが査定の対象となる為、自ら働く事を選択してしまいます。また前述のような労働者個人の選択に関わる問題には労働組合は成果をあげられていません。公平・平等とは何かという事も考えさせられます。教育問題についても読みやすく、傲慢なエリートとあきらめるノンエリートがいる中で、世の中をよくしていくのは難しいと感じます。2018/08/05

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