出版社内容情報
第二次世界大戦後の国際政治を，アメリカというレンズだけで認識しようとすることは無謀であり偏 見を生みかねない。しかし，現代国際政治史をアメリカ抜きで理解することも不可能である。アメリカ 外交の全体像を提示し，激変する国際政治を読み解くヒントを提供する書。
はしがき
第１章 アメリカ外交の基礎知識
第２章 戦後歴代政権と外交政策
第３章 アメリカ外交を彩った人たち
第４章 現代国際政治とアメリカ
第５章 アメリカ外交の重要イシュー
第６章 アメリカ外交の展開１――ユーラシア
第７章 アメリカ外交の展開２――アジア・太平洋
第８章 アメリカ外交の展開３――中東，南西アジア
第９章 アメリカ外交の展開４――ラテンアメリカ，アフリカ
エピローグ
関連年表
歴代政権一覧
読書案内
事項索引
人名索引
内容説明
第二次世界大戦を主導して戦後秩序の構築に中心的役割を果たし、秩序維持に膨大なコストを負担し続けた国、アメリカ。現代の国際政治を、アメリカというレンズだけで認識しようとすることは無謀であり偏見しか生みかねないが、逆に、現代国際政治史をアメリカを抜きにして理解することも不可能である。唯一の超大国アメリカは、今や「帝国」となりつつあるのか。第二次世界大戦後のアメリカ外交の全体像を提示し、現代アメリカ外交の理解を通して激変する国際政治を読み解く書。
目次
アメリカ外交の基礎知識
戦後歴代政権と外交政策
アメリカ外交を彩った人たち
現代国際政治とアメリカ
アメリカ外交の重要イシュー
アメリカ外交の展開（ユーラシア；アジア・太平洋；中東、南西アジア；ラテンアメリカ、アフリカ）
著者等紹介
石井修［イシイオサム］
１９３６年、千葉県生まれ。現在、明治学院大学法学部教授、一橋大学名誉教授
滝田賢治［タキタケンジ］
１９４６年、神奈川県生まれ。現在、中央大学法学部教授
※書籍に掲載されている著者及び編者、訳者、監修者、イラストレーターなどの紹介情報です。
