内容説明
文化人類学とはどんな学問なのか、ちょっとのぞいてみたい、かじってみたい、と思っている大学生や一般人を対象に作られた本。文化人類学の方法や学説、文化人類学の3つの柱である「人間・文化・社会」の諸テーマ、そして従来あまりとりあげられてこなかった「現代の民族誌」の諸テーマの中から重要キーワードを選び、やさしく解説。
目次
1章 文化人類学の技法とディスクール(フィールドワーク;民族誌;通時と共時 ほか)
2章 人間の多様性(人間の概念;人種;民族 ほか)
3章 文化のダイナミズム(文化の概念;文化相対主義;未開と文明 ほか)
4章 社会のコンプレクシティ(家族;出自集団;母系制と母権制 ほか)
5章 現代の民族誌(世界システム;植民地主義;ナショナリズム ほか)
-
- 和書
- レインツリーの国