内容説明
日本企業がその強みと弱みを「見失った」10年間に経営学者が蓄積してきた深い思考に迫る。技術力・組織力の本質と問題点を解明する選りすぐり13篇を収録。
目次
一九九〇年代の経営戦略論
第1部 戦略の思考法(新しい事業システムの設計思想と情報資源;間接経営戦略への招待 ほか)
第2部 日本企業の戦略とイノベーション(技術革新にもとづく競争戦略の展開―機能向上とコスト低下による製品進歩のプロセス;マルチプロジェクト戦略―自動車の製品開発におけるプラットフォーム・マネジメント ほか)
第3部 アーキテクチャをめぐる考察(アーキテクチャという考え方;経営戦略としてのオープン・アーキテクチャ ほか)
第4部 歴史的視野が見せてくれるもの(資源の集中による間隙―ファインセラミックス産業の行為システム記述;技術システムの構造化理論―技術研究の前提の再検討)
著者等紹介
伊丹敬之[イタミヒロユキ]
一橋大学大学院商学研究科教授
藤本隆宏[フジモトタカヒロ]
東京大学大学院経済学研究科教授
岡崎哲二[オカザキテツジ]
東京大学大学院経済学研究科教授
伊藤秀史[イトウヒデシ]
一橋大学大学院商学研究科教授
沼上幹[ヌマガミツヨシ]
一橋大学大学院商学研究科教授(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)
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