内容説明
日本企業はいかなる構造を持ち、どのようなインセンティブ・システムのもとに統治されてきたのかを解明する。好評を博した前シリーズ刊行後の最新・最高の研究成果を精選した13篇を収録。
目次
企業とガバナンス
第1部 企業とは何か(株式会社の本質―その法律的構造と経済的機能;「企業の本質」と法律学 ほか)
第2部 メインバンクとコーポレート・ガバナンス(系列金融の経済学;関係の束としてのメインバンク・システム ほか)
第3部 ガバナンスの動態(状態依存型ガバナンスの進化と変容―経営者交代・外部役員派遣からのアプローチ;会社制度成立期のコーポレート・ガバナンス―大阪紡績会社と日本生命保険会社の事例 ほか)
第4部 ガバナンスと戦略(企業統治と競争力;トップ・マネジメントの戦略的意思決定能力 ほか)
著者等紹介
伊丹敬之[イタミヒロユキ]
一橋大学大学院商学研究科教授
藤本隆宏[フジモトタカヒロ]
東京大学大学院経済学研究科教授
岡崎哲二[オカザキテツジ]
東京大学大学院経済学研究科教授
伊藤秀史[イトウヒデシ]
一橋大学大学院商学研究科教授
沼上幹[ヌマガミツヨシ]
一橋大学大学院商学研究科教授(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)
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