内容説明
日本企業は組織内、組織間で、資源や活動をどのように組み合わせ、どのような仕組みを作ってきたか。組織と市場を統合的に捉えようとする理論・歴史・実証研究の選りすぐり14篇を収録。
目次
経済活動の組織とコーディネーション
第1部 産業集積(産業クラスター政策の意義と課題―空間経済学の視点から;日本の精密機械工業集積の変容―長野県岡谷の挑戦)
第2部 生産組織の歴史(問屋制の柔軟性と集積の利益―近代における桐生織物業の発展;「問屋制家内工業」の経営管理―農村織物業における織元‐賃織関係 ほか)
第3部 サプライヤー・システム(企業ネットワークにおける生産と流通のコーディネーション―日本の自動車産業で達成されたフレキシビリティの評価;戦前期の自動車部品工業の構造と展開 ほか)
第4部 日本の企業組織(日本的生産システムの歴史的背景とその現代的展開;意思決定原理と日本企業 ほか)
著者等紹介
伊丹敬之[イタミヒロユキ]
一橋大学大学院商学研究科教授
藤本隆宏[フジモトタカヒロ]
東京大学大学院経済学研究科教授
岡崎哲二[オカザキテツジ]
東京大学大学院経済学研究科教授
伊藤秀史[イトウヒデシ]
一橋大学大学院商学研究科教授
沼上幹[ヌマガミツヨシ]
一橋大学大学院商学研究科教授(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)
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