リーディングス日本の企業システム 〈第1巻〉 企業とは何か

リーディングス日本の企業システム 〈第1巻〉 企業とは何か

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  • サイズ B6判/ページ数 384p/高さ 20cm
  • 商品コード 9784641053137
  • NDC分類 335.21
  • Cコード C1334

出版社内容情報

   《主な目次》
 序 企業とは何か=伊丹敬之
第1部 企業を見る目
 1 三つの企業観=伊丹敬之・加護野忠男
 2 ヒト,モノ,法人=岩井克人
 3 企業と知識創造=野中郁次郎
 4 中間組織と内部組織=伊藤秀史ほか
第2部 企業は誰のものか
 5 企業の所有と支配=有賀 健
 6 株式持ち合い=伊藤邦雄
 7 株式会社と従業員「主権」=伊丹敬之
 8 経営者に対するモニター制度=宍戸善一
第3部 構造と情報
 9 日本企業の経済モデル序説=青木昌彦
 10 日本企業の構造的・行動的特徴=小宮隆太郎
 11 日本の企業ネットワーク=今井賢一
 12 組織の情報の処理パラダイム=金井壽宏

内容説明

系列・持ち合いなど様々に批判され、高い成長力と柔軟な適応力で注目される日本企業の生態を、経済学・経営学界の最高の論客が、深い洞察力と鋭い理論ツールで描ききる。世界水準の名篇をビジネスマンの自己研修、学生のゼミ向けに編集。

目次

序章 企業とは何か―問題状況と研究の方向
第1部 企業をみる目(三つの企業観―企業成長の物質観・情報観・エネルギー観;ヒト、モノ、法人;企業と知識創造―組織的知識創造の理論;中間組織と内部組織―不完全契約と企業内取引)
第2部 企業は誰のものか(企業の所有と支配;株式持ち合い―その螺旋型ロジック・シフト;株式会社と従業員「主権」;経営者に対するモニター制度―従業員主権論と株式会社法)
第3部 構造と情報(日本企業の経済モデル序説;日本企業の構造的・行動的特徴;日本の企業ネットワーク―財閥・企業グループ・ネットワーク組織;組織の情報処理パラダイム―エクササイズ、回顧、展望)

感想・レビュー

※以下の感想・レビューは、株式会社ブックウォーカーの提供する「読書メーター」によるものです。

KAZOO

7
かなり古い(20年前の出版)のですが、内容については古臭さを感じさせません。しかも当時の経営学の泰斗がずらりとかかれています。また経済学の岩井克人、青木昌彦、小宮隆太郎先生なども寄稿されています。計数などの数字は古いのですが、理論的な部分は全然古くはありません。2014/02/16

HoneyBear

3
このシリーズはすごく良い。新版が沢山出ているようだ。アングロサクソンのMBAホルダーが日本企業について不思議に思っていることがこのシリースにちゃんと説明されている。この内容を伝えたいんだ。日本の企業システムや雇用形態には実は良い所がたくさんあるんだと。でも、「日本って違うのねっ」で終わるから難しい。昔は畏敬の念が混じっていたのだろうが今は小馬鹿にされている感じで悔しい。

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