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民謡酒場という青春―高度経済成長を支えた唄たち

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  • サイズ B6判/ページ数 332p/高さ 19cm
  • 商品コード 9784636862010
  • NDC分類 388.91
  • Cコード C0036

内容説明

かつて、吉原の地に「民謡酒場」があった。そこでは、人々が唄で心を通わせ、故郷を離れた孤独を癒していた。高度経済成長を担った原動力を訪ね歩くルポルタージュ。

目次

プロローグ その街には唄が響いていた
第1章「よもぎ」からすべてがはじまった
第2章 吉原の街に民謡酒場の明かりが灯った
第3章 若き芸人たちの「私の大学」
第4章 民衆の唄が響く、日本版カバレット
第5章 「東洋一」と冠された酒場
第6章 ふるさとの訛りなつかし…
第7章 芸に魅せられた者が民謡酒場に惹き寄せられる
第8章 吉原から遠く離れて
第9章 歌声喫茶と民謡酒場
エピローグ そして、唄だけが残った

著者等紹介

山村基毅[ヤマムラモトキ]
1960年、北海道苫小牧市生まれ。ルポライター。獨協大学外国語学部ドイツ語学科卒業。人物インタビューを基軸に、人々の暮らしの「襞」を描くようなルポルタージュを目指している。かつて主宰していたミニコミ誌「くろにか」をネットに移し「電脳くろにか」として継続中。第47回毎日児童小説賞を「じぶんじゃ、生きてるつもりで」で受賞(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)
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感想・レビュー

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qoop

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高度経済成長期、地方から東京に流入してきた人々の集う場所として誕生した民謡酒場。その盛衰を、当時の関係者の証言から探った労作。正直、民謡酒場という場所にはまったく関心がなかったのだが、江戸ー東京に興味がある身としては、そうした態度が間違いだったと気づいた。江戸が瓦解し東京に変容する過程を追う上で、重要な視点を与えてくれそう。2010/11/01

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