マグリブ中世社会とイスラーム聖者崇拝

マグリブ中世社会とイスラーム聖者崇拝

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  • サイズ A5判/ページ数 307,/高さ 22cm
  • 商品コード 9784634672178
  • NDC分類 167
  • Cコード C3022

出版社内容情報

イスラーム世界でひろく見られる聖者崇拝に着目し、聖者伝史料を詳しく分析することによって、奇跡譚を政治的・社会的に位置づけ、民衆の視点からマグリブ中世社会を読み解く意欲的な研究。従来、政治史や制度史に重点がおかれていたイスラーム中世史研究に新たな視座を与える。

目次

序論
第1章 聖者の概念と聖者像の比較
第2章 聖者形成のメカニズムとプロセス
第3章 聖者のプロフィール
第4章 聖者と奇跡
第5章 中世マグリブ社会と聖者―三つの社会の比較
第6章 ウラマー社会の中のスーフィー・聖者たち
第7章 社会集団としての聖者と教団・聖者廟
結論

著者等紹介

私市正年[キサイチマサトシ]
1948年生まれ。北海道大学文学部卒業、東京都立大学経済学部中退、中央大学大学院文学研究科(東洋史学専攻)博士課程修了。現在、上智大学外国語学部(アジア文化研究所)教授。博士(史学)(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)
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