内容説明
テロルの衝撃のもとにはじまった改革は皇帝の暗殺によって挫折した。ロシアの運命を分けたテロルと改革の正負の関係を解明する。
目次
プロローグ
第1章 よみがえる皇帝狙撃
第2章 お召し列車爆破
第3章 宮城爆破と将軍ロリス=メリコフの登場
第4章 ロリス=メリコフの体制がため
第5章 ロリス=メリコフの改革案
第6章 一八八一年三月一日
第7章 御前会議
第8章 専制護持の詔書
エピローグ
著者等紹介
和田春樹[ワダハルキ]
1938年生まれ。東京大学文学部西洋史学科卒業。東京大学社会科学研究所教授、同所長を経て、東京大学名誉教授
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