内容説明
長い18世紀のイギリスに出現した消費社会。政治が商売になり、メディア対策が政治家の命運を決する時代。公と私の関係をとおして権力を分析し、民衆と政治を論じる歴史学講義。
目次
18世紀イギリスとブルーア
これ、あれ、他者―17・18世紀における公共、社会、私
上品な時代、悪徳の時代―商品としての文化に対する態度、1660~1800年
スキャンダルと政治―18世紀イギリスの公共圏
著者等紹介
ブルーア,ジョン[ブルーア,ジョン][Brewer,John]
1947年リヴァプール生まれ。1965年ケインブリッジ大学入学。1969年リサーチフェロー、講師など(~76年)。1973年博士号取得(ケインブリッジ大学・歴史学)。1976年イェール大学準教授。1980年ハーヴァード大学教授。1987年UCLA教授・クラーク図書館長。1993年ヨーロッパ大学(フィレンツェ)教授。1999年シカゴ大学教授。2003年カリフォーニア工科大学教授(この間、王立歴史学協会フェロー、V&A博物館委員、テート美術館委員、ESTC委員などを兼ねる)
近藤和彦[コンドウカズヒコ]
1947年生まれ。東京大学大学院人文社会系研究科教授(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)
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