そのとき、エンジニアは何をするべきなのか―物語で読む技術者の倫理と社会的責任

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  • サイズ A5判/ページ数 250p/高さ 22cm
  • 商品コード 9784627973213
  • NDC分類 504
  • Cコード C3050

内容説明

エンジニアとして順調にキャリアをのばすクリス。クライアントからの贈り物、東南アジアでのリゾート開発、海外で仕事をするうえでの職業文化の違い、ヘッドハンティングなど、さまざまな経験を積んでいた。充実した日々を送り、確実に業績を上げていたかにみえたある日、構造的な欠陥の疑いを、クリスがその完成前に指摘していたホテルが、重大な問題を引き起こすことに…。岐路に立たされたエンジニア、そのとき彼は何を優先するのか。

目次

正しいことをする
エンジニアリング・プロフェッション
福利厚生を高める
最優先する
公衆の安全
プロフェッショナルとしての能力開発
謝礼を求める、あるいは受け取る
自画自賛の言葉
仕事を確保するための貢献
他のメンバーのプロフェッショナルとしての能力開発
海外での仕事
名誉と威厳を保つ
律儀なエージェント
利害の相反を避ける
客観的で誠実なやり方

著者等紹介

ガン,アラステェア・S.[ガン,アラステェアS.][Gunn,Alastair S.]
ニュージーランドのハミルトンにあるワイカト大学哲学部の准教授。2005年までは学部長も務める。応用倫理学のさまざまな分野の研究と教授に従事している。また、人文社会学部eラーニング部門の副学部長も務める。アメリカや東南アジアの大学でも客員教授として教鞭を執り、ニュージーランド国内のみならず海外においても倫理学関係のコンサルタントとして活躍している。複衰の倫理委員会のメンバーでもあり、数多くの国際的なワークショップや会議にニュージーランド代表として出席した経歴をもつ

ヴェジリンド,アーン[ヴェジリンド,アーン][Vesilind,P.Aarne]
ペンシルバニア州ルイスバーグにあるバックネル大学工学部のR.L.ルーク講座の元教授。工学部で、職業倫理の講座、工学が社会に及ぼす影響に関する講座、さらに、水処理・汚水処理に関する技術コースにおいて教鞭を執る。デューク大学教授として、約30年にわたり、応用倫理学センターの責任者を務める。多くの大学で客員教授として教鞭を執り、ワイカト大学フルブライト・フェローの経験をもつ

藤本温[フジモトツモル]
1964年生まれ。京都大学大学院文学研究科哲学専攻博士後期課程修了。名古屋工業大学大学院工学研究科准教授

松尾秀樹[マツオヒデキ]
1958年生まれ。ジョージタウン大学言語学部大学院英語教授法修士課程修了。佐世保工業高等専門学校教授(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)
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感想・レビュー

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ゆき

0
自分だったらどうするか2008/01/21

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