感性工学と情報社会―「感性工学は情報社会の課題にどう取り組もうとしているのか」

感性工学と情報社会―「感性工学は情報社会の課題にどう取り組もうとしているのか」

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  • サイズ B6判/ページ数 219p/高さ 19cm
  • 商品コード 9784627950214
  • NDC分類 501.8
  • Cコード C1050

出版社内容情報

“情報化”を切り口に,最先端の研究者と実務家が,感性工学の役割,夢と期待そして問題点について解明する。

序文/感性工学の問題点/感性の工学的なモデル化とその応用/ウェアラブル・ファッションと感性工学/「印象の工学」は情報化社会でどう役に立つか/感性空間と記号空間/感性工学に対する取り組みと今後の展望/人間中心設計と感性/パネル討議「情報社会と感性工学」/あとがき

内容説明

本書は、2000(平成十二)年五月に開催した、日本学術会議の第四回感性工学学術シンポジウム(感性工学2000)で行われた講演とパネル討議の内容をもとに、これらに講演者自身が必要な加筆と訂正を加えて編集したものです。このシンポジウムでは、テーマとして「情報社会と感性工学」を取り上げ、また、村上陽一郎先生、石井威望先生、西川泰夫先生などとくに著名な講師のご参加をいただいて、大局的なそして本質的な立場から、「情報社会」に関連して、「感性工学」が解決すべき問題や進むべき方向を論じていただきました。

目次

1 感性工学の問題点
2 感性の工学的なモデル化とその応用(人間の感性/人工の感性)
3 ウェアラブル・ファッションと感性工学
4 「印象の工学」は情報社会でどう役に立つか
5 感性空間と記号空間―「感性工学」と「心の工学」
6 感性工学に対する取り組みと今後の展望
7 人間中心設計と感性

著者等紹介

今中武[イマナカタケシ]
1962年生まれ。大阪大学基礎工学部博士課程修了。1991年、松下電器産業株式会社に入社。現在、同社IT教育研究所勤務、工学博士
※書籍に掲載されている著者及び編者、訳者、監修者、イラストレーターなどの紹介情報です。