出版社内容情報
プログラミング初心者や学生時代C言語を習得,社会人でFortranで数値計算が必要になった人対象のortran解説書
内容説明
Fortranプログラミングの初歩から計算結果のグラフィック表示、さらに本格的な数値計算の基礎までを、すべてフリーウエアを使って学ぶ新しいタイプの自習書です。
目次
第1章 反復演算と基本プログラミング
第2章 配列を用いるプログラミング
第3章 モジュール副プログラム
第4章 外部副プログラム
第5章 副プログラムの新機能
第6章 数値計算への応用
付録
著者等紹介
牛島省[ウシジマサトル]
京都大学大学院工学研究科准教授(社会基盤工学専攻)(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)
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感想・レビュー
※以下の感想・レビューは、株式会社ブックウォーカーの提供する「読書メーター」によるものです。
のひろ
1
変数への代入といった基本的な事項から始まり、プログラミングで注意する点にも途中で触れられている。付録でgnuplotやコンパイラの使い方まである程度説明されており、全くのプログラミング初心者でも安心して利用できる。最後の第6章では、応用として線形ソルバと差分法による偏微分方程式解法まで解説されており、本書一冊でFortran90による数値計算のコーディング力の素地ができると思う。付録の組み込み関数の解説も便利。但し、構造体とポインタについて全く触れられていない点は残念。2018/12/17
らんまる
1
ゼミ用。解説が少なめな分、実践的には使いやすい。ただ、細かい宣言の意味等は他を参照する必要がある。2010/11/21
kai
0
Fortran90 の文法を簡潔に学べる.2014/08/20
ザキさmm
0
それなりにハードルは高い方です。 本書はFortran90(g95)の導入方法やテキストエディタの使い方を書いてくれているので、そこが初めてやる方には良いだろう。 ただ、内容はハールは高め。学術用途です、完全に。 化学科ですが使っています。2010/11/04
BRAVEjp
0
よかったです。ほどほどにヒントを出しつつ、波動方程式を解いてみなさいと誘導される流れが教育的でした。2019/12/14