出版社内容情報
暗号は，大切なデータを保護する手段として不可欠なものである．本書は，古典的な暗号から最近開発された暗号まで各種の暗号形式について，簡潔に解説した．
序論／転置式暗号／換字式暗号／混合式暗号／公開鍵暗号／鍵の管理と認証法／問題略解
内容説明
本書は、第１章では暗号の形式や用語の統一をして、各章に共通な基本概念を述べる。第２章には慣用暗号系のうち転置式暗号を、第３章には換字式暗号を示す。第４章では転置と換字を合成した形式、とくに米国商務省規格のＤＥＳ暗号を詳細に解説する。第５章には研究途上にある公開鍵暗号についてまとめ、その応用として第６章に暗号鍵の管理と認証法について述べている。
目次
第１章 序論
第２章 転置式暗号
第３章 換字式暗号
第４章 混合式暗号
第５章 公開鍵暗号
第６章 鍵の管理と認証法
著者等紹介
松井甲子雄［マツイキネオ］
１９６１年防衛大学校卒（電気工学専攻）。１９６５年九州大学大学院修士課程修了。１９７７年カナダ・レジャイナ大学客員研究員。１９８１年防衛大学校電気工学教室教授。工学博士。専攻は情報工学
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