出版社内容情報
目覚ましく進展する人工知能の分野について多くの例をまじえて解説したテキスト．本書第２版では，この分野の最新の話題を取り入れた．
■目次 人工知能の概要／問題解決／高度な問題の解決／論理と推論／述語論理とPlolog／知識の表現と利用／エキスパートシステム／エージェント
内容説明
本書では、知識をコンピュータにプログラムする手法として、論理を用いた知識表現、ルールを用いた知識表現、ネットワークを用いた知識表現が、多くの例とともにわかりやすく説明されている。さらに、エキスパートシステムとは何か、どのようにつくられるのかを簡潔に説明する。また、最後の章で最近の話題であるエージェントについて説明し、今後の人工知能技術の方向の一端を理解してもらいたいと考えている。本書を読むにあたって、とくに専門的な知識は前提としていない。情報系の学生だけではなく、それ以外の読者が人工知能の基礎的考え方と応用への指針を理解するための入門書。
目次
第１章 人工知能の概要
第２章 問題解決
第３章 高度な問題の解決
第４章 論理と推論
第５章 述語論理とＰｒｏｌｏｇ
第６章 知識の表現と利用
第７章 エキスパートシステム
第８章 エージェント
著者等紹介
菅原研次［スガワラケンジ］
１９５０年岩手県に生まれる。１９７７年東北大学大学院工学研究科修士課程修了。現在、千葉工業大学情報科学部情報ネットワーク学科教授。工学博士
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感想・レビュー
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69samadesu
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問題解決、論理、知識表現などの数理論理学、グラフ理論を用いた手法を中心とするAIに関する理論をまとめたものです。(話題の機械学習以前の手法が中心です。) 問題解決とは、対象とする問題を状態空間で表現することとその状態空間の中で、初期状態から作用素を適用し続け目標状態を探索する技術分野です。論理も対象とする問題を表す状態空間を論理式で表し、初期状態から目標状態に至る推論や導出の系列を発見することで、問題解決と同様です。 人工知能は、人間の作業を知的に補助する道具として、これからも重要視されていくでしょう。
