出版社内容情報
電気回路の基本を簡潔な表現で説明した教科書.
■目次 電流と電圧/艇庫迂回路とキルヒホッフの法則/回路解析の基本(ループ解析・接点解析/回路解析の実際/キャパシタとインダクタ/回路の応答/正弦波信号と複素数表示/正弦波定常解析/交流回路と電流/2端子対回路/付録
内容説明
本書は、高等学校レベルの電磁気学についての知識があれば読み進めることができるように、電気回路の内容をやさしい事項からまとめたテキストである。3段階から成り、まずは電気回路の最も基礎的な性質や定理、電気回路の解析方法について抵抗素子だけの回路をもとに解説。次にキャパシタとインダクタのエネルギー蓄積素子を導入し、それらを含む回路における電流、電圧の時間的な変動についての解析法を述べ、回路応答の計算法が微分方程式の解析により与えられることを明らかにする。最後に回路の応答が電気回路で重要な役割を果たしている正弦波状波形に対する回路の定常状態における応答解析が複素数を用いてなされることをまとめた。
目次
第1章 電流と電圧
第2章 抵抗回路とキルヒホッフの法則
第3章 回路解析の基本―ループ解析・節点解析
第4章 回路解析の実際
第5章 キャパシタとインダクタ
第6章 回路の応答
第7章 正弦波信号と複素数表示
第8章 正弦波定常解析
第9章 交流回路と電力
第10章 2端子対回路