自動運転―システム構成と要素技術

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  • サイズ A5判/ページ数 183p/高さ 22cm
  • 商品コード 9784627674615
  • NDC分類 537
  • Cコード C3053

内容説明

自動運転車の開発に携わってきたエンジニアによる技術解説。システム開発事例と、認知・判断・操作の要素技術を体系的に示します。さらに、技術、ヒューマンファクタ、社会性の各側面の課題にふれ、今後の開発につながる考え方を示します。

目次

第1章 自動運転の概要(自動車交通の現状と課題;自動運転の目的・ニーズ ほか)
第2章 自動運転システムの発展(第1期:路車協調方式の自動運転システム;第2期:自律方式自動運転システム ほか)
第3章 自動運転に求められる技術と現状(自動運転システムの技術;認知に求められる技術(センシング) ほか)
第4章 自動運転システムの実例(安全の事例;効率の事例 ほか)
第5章 自動運転の課題(アーキテクチャの課題;技術的課題 ほか)

著者等紹介

保坂明夫[ホサカアキオ]
1970年3月、横浜国立大学工学部電気工学科卒業。同年4月に日産自動車に入社。2010年から、一般財団法人道路新産業開発機構(HIDO)にて運転支援・自動運転関係の調査研究に従事している

青木啓二[アオキケイジ]
1971年3月、日本大学理工学部電気工学科卒業。同年4月にトヨタ自動車入社。2008年に一般財団法人日本自動車研究所に出向し、2008~2012年NEDO「エネルギーITS推進事業」の、自動運転・隊列走行技術の開発を担当。2014年、先進モビリティ(株)代表取締役に就任

津川定之[ツガワサダユキ]
1973年3月、東京大学大学院工学研究科計数工学専修博士課程修了、工学博士。東京大学工学部助手を経て同年7月に通商産業省工業技術院機械技術研究所に入所以来、今日に至るまで自動運転システムとその要素技術の研究に従事してきた。2015年名城大学退職。1992年計測自動制御学会論文賞蓮沼賞受賞。1999年科学技術庁長官賞研究功績者表彰受賞(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)
※書籍に掲載されている著者及び編者、訳者、監修者、イラストレーターなどの紹介情報です。

感想・レビュー

※以下の感想・レビューは、株式会社ブックウォーカーの提供する「読書メーター」によるものです。

Kawai Hideki

70
クルマの自動運転システムに関する歴史、要素技術、事例、課題についてまとめられた本。2015年7月出版なので、Googleやテスラなどの最新動向や技術のブレークスルーなどの情報を期待していたが、どちらかというと、これまでの技術の歴史に紙面の大半が割かれており、期待ハズレだった。もちろん、歴史の延長線上としてGoogleの自動運転車の話は出てくるのだが、物足りない感じ。2016/06/03

YUJIRO

0
自動運転に必要となるシステムやセンサーなどの要素技術が紹介されている。ただ、説明は概要レベルにとどまり、また、説明用に掲載されている図も分かりやすいとは言えない。専門書としては力不足で、入門書としては、分かりにくい一冊だと感じた。2018/08/01

かちを

0
★☆☆☆☆2017/06/01

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