出版社内容情報
全国約６００のダムを対象に行ったアンケート結果に基づき，ダム管理の問題点を抽出し，その流出モデル等を解説．実務家向けに実用的でコンパクト，わかりやすい構成となっている．
ダム貯水池の流水管理上の問題点／ダム管理のための流出モデル／高水流量の実時間予測／高水流量の実時間予測法の比較／流域平均降水量の推定／流域蒸発散量の推定／低水流量の実時間的予測
内容説明
全国約６００のダムへのアンケート結果に基づいた実務に直結したデータ満載。ダム貯水池の管理上の問題点を明示し、洪水時、渇水時をはじめ平時での河川流量予測など具体的に解説した必携書。
目次
１ ダム貯水池の流水管理上の問題点
２ ダム管理のための流出モデル
３ 高水流量の実時間予測
４ 高水流量の実時間予測法の比較
５ 流域平均降水量の推定
６ 流域蒸発散量の推定
７ 低水流量の実時間的予測
著者等紹介
永井明博［ナガイアキヒロ］
１９５０年兵庫県に生まれる。１９７５年京都大学大学院農学研究科修士課程。１９７５年京都大学防災研究所助手。１９８３年京都大学農学博士。１９８４年岡山大学農学部助教授。１９９４年岡山大学環境理工学部教授、現在に至る。受賞―農業土木学会奨励賞（１９８８年）、農業土木学会学術賞（２０００年）
田中丸治哉［タナカマルハルヤ］
１９５８年福岡県に生まれる。１９８４年京都大学大学院農学研究科修士課程修了。１９８４年京都大学助手。１９９２年京都大学博士（工学）。１９９５年神戸大学農学部助教授。１９９７年神戸大学大学院自然科学研究科助教授、現在に至る。受賞―農業土木学会奨励賞（１９９７年）
角屋睦［カドヤムツミ］
１９２９年三重県に生まれる。１９５２年京都大学農学部卒業。１９５５年大阪府立大学農学部助手。１９６０年京都大学防災研究所助教授、農学博士。１９６４年京都大学防災研究所教授。１９９２年同上退職、京都大学名誉教授。受賞―農業土木学会学術賞（１９６３年）、京都新聞文化賞（１９８２年）、日本農学賞（１９９２年）、読売農学賞（１９９２年）、日本学士院賞（１９９４年）、水文・水資源学会功績賞（１９９５年）
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