現象と数学的体系から見える物理学
力学〈1〉

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  • サイズ B5判/ページ数 289p/高さ 23cm
  • 商品コード 9784627158115
  • NDC分類 423
  • Cコード C3342

出版社内容情報

このシリーズでは,「現象をよく観察し,そこから一般的な法則をみつけ出す」という物理学の本領に立ち返って,これまでに出版されている物理の本とはひと味違ったスタイルをとった.まず「第1部 現象から理論を予測する」があり,紙上実験を通して現象を考える.つぎに「第2部 数学編」で物理学に必要な数学を学ぶ.最後に「第3部 物理編」で物理の理論をまとめる.本書「力学 I」では,重力加速度を実験から求めるのに始まり,解析力学を経て,摩擦力の考察で締めくくる.数値計算も紹介しており,gnuplotのプログラムも掲載している

目次

第1部 現象から理論を予測する(重さと摩擦;落下と振動;等速直線運動と慣性座標;1次元的衝突)
第2部 数学編(集合と写像;線型写像と行列;微分;1変数関数の微分積分;常微分方程式の基本定理;極値問題と変分法の入口)
第3部 物理編(運動量保存則から何がみえるか;エネルギー保存則から何がみえるか;ラグランジュの運動方程式とハミルトンの運動方程式;運動方程式の解;現象論的な力:摩擦への回帰)

著者等紹介

平尾淳一[ヒラオジュンイチ]
1958年東京都生まれ。東京大学大学院理学系研究科博士課程単位取得満期退学。大東文化大学法学部教授

岸根順一郎[キシネジュンイチロウ]
1967年京都府生まれ。東京大学大学院理学系研究科博士課程修了、理学博士。九州工業大学工学部准教授

牧野哲[マキノテツ]
1949年大阪府生まれ。大阪市立大学大学院理学研究科修了、理学博士(京都大学)。山口大学工学部教授

師啓二[モロケイジ]
1949年東京都生まれ。早稲田大学大学院理工学研究科博士課程単位取得満期退学、理学博士。白鴎大学経営学部教授

徳永旻[トクナガアキラ]
1935年東京都生まれ。京都大学大学院理学研究科博士課程修了、理学博士。元・大阪産業大学教養部教授(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)
※書籍に掲載されている著者及び編者、訳者、監修者、イラストレーターなどの紹介情報です。