日本神道の秘儀―日本精神文化の根底にあるもの

日本神道の秘儀―日本精神文化の根底にあるもの

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  • サイズ A5判/ページ数 605p/高さ 22cm
  • 商品コード 9784626016829
  • NDC分類 170.4
  • Cコード C3014

内容説明

本書は、「神霊と自己との本質的関係」を真摯に問い続け、「神霊そのもの」・「人間存在の根源」・「実在世界の開示」に関わる、いわば日本国家の再生にも関わる重要な論文をまとめたものである。「本当の自分は何者か」を真剣に捜し求めての、著者の三十有余年に及ぶまさに生命がけの修行の中から、現代社会がこれまで置き去りにしてきた日本人の精神文化の根底にある真実の心が誰にも分かり易く顕され、且つ切々と説かれている。「日本文化」・「日本神道」の本質が今、初めて明らかとなる。

目次

第1部 日本精神文化の深層(日本精神文化の根底にあるもの(死者からのまなざしと鎮魂;実存的不安と託宣))
第2部 日本神道の秘儀(神道行法としての「鎮魂法」―神性発揮の道;神道行法としての帰神術―「本田親徳」の神道行法に見る「審神者」の宗教的機能について)
第3部 鎮守の杜(森)の復権(日本的霊性の回復―新しい時代に向けての神道の復権;神道の実践―地域の精神文化活動から)
第4部 幽顕の本質構造(神霊の恩頼)―『御神歌集』にみる神と人のあり方(原理編;本質編;現象(実相)編)
第5部 付録『御神歌集』

著者等紹介

渡辺勝義[ワタナベカツヨシ]
昭和19年11月生まれ。福岡県出身。国学院大学大学院文学研究科(神道学専攻)博士課程前期修了。九州大学大学院文学研究科(宗教学・宗教社会学専攻)博士課程修了。文学博士。現職、長崎ウエスレヤン大学教授(日本文化論・比較文化論)、学術研究部長・同大学附属図書館長、(財)大阪国学院神職養成通信教育部・神道古典(古事記)講師。日本宗教学会、神道宗教学会、西日本宗教学会他所属。古道学研究会神道神話研究会日本の心を学ぶ会等などの教育活動を通して、若手神職及び一般社会人に対して皇法霊学並びに日本精神文化の根底にあるものを伝おり、また、講演活動も積極的に行っている
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