出版社内容情報
本書「列伝四」では、巻41~50まで10巻を収録
原文全文に書き下し文・通釈・語釈・注釈等を施した「新釈漢文大系」シリーズの第100回配本。『史記』「列伝」は、司馬遷が創始した紀伝体の中で最も特色ある部分である。「本紀」「世家」が王朝史・列国史を列ねているのに対して、「列伝」は個人の事跡を描いている。本書「列伝四」では、巻41~50まで10巻を収録。興味尽きない人物伝を格調高い文体で謳い上げた列伝は、現代人にとっても必読の書である。
目次
第41 袁盎晁錯列伝(えんおうちょうそ)
第42 張釈之馮唐列伝(ちょうせきしふうとう)
第43 万石張叔列伝(ばんせきちょうしゅく)
第44 田叔列伝(でんしゅく)
第45 扁鵲倉公列伝(へんじゃくそうこう)
第46 呉王濞列伝(ごおうひ)
第47 魏其武安侯列伝(ぎきぶあんこう)
第48 韓長孺列伝(かんちょうじゅ)
第49 李将軍列伝(りしょうぐん)
第50 匈奴列伝(きょうど)
内容説明
本書は、『史記』十三冊中の『史記十一(列伝四)』で、「袁〓〓(おうちょう)錯列伝第四十一」より「匈奴列伝第五十」までの十篇を収める。
目次
袁〓〓(おうちょう)錯列伝第四十一
張釈之馮唐列伝第四十二
万石張叔列伝第四十三
田叔列伝第四十四
扁鵲倉公列伝第四十五
呉王(び)〓列伝第四十六
魏其武安侯列伝第四十七
韓長孺列伝第四十八
李将軍列伝第四十九
匈奴列伝第五十
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感想・レビュー
※以下の感想・レビューは、株式会社ブックウォーカーの提供する「読書メーター」によるものです。
ゆうきなかもと
10
いやいや、今月も無事に読み終えましたよ➰✨ 面白かったのは扁鵲(へんじゃく)倉公(そうこう)列伝第43と魏其(ぎき)武安侯(ぶあんこう)列伝第47。そして、匈奴(きょうど)列伝第50ですね。 人物それぞれの心情を考えながら読むと、実に味わい深いですな。 そして、司馬遷が歴史を叙述することを通して、己の意思をこっそり表現していることにも驚きですね。 7月もがんばります❗2018/06/30
garyou
0
戦争しない期間が長くなると、個々の能力よりも如何に力あるものに取り入つていくか、周囲とうまくやつていけるかといふ能力がものをいふやうになる。そんな気がする。まあそれも個々の能力といへばさうだけれども。2017/01/01
多読多量連投が日課だった
0
医者異民族とか2018/04/27