出版社内容情報
唐代文化を基礎づけた太宗の実録と群臣との対話を収めたもの
貞観政要は唐の呉兢の撰、全１０巻。世界史上に輝く唐代文化を基礎づけた太宗の実録と群臣との対話を収めたもの。東洋の政治と文化を知る上で必読の書。わが国でも中世以後の武家社会で重んじられ、軍記物語などにも多く引用されている。本書は誤脱の多い刊本によらず、著者発見の唐鈔本系の古写本を底本とした新研究。
目次
■巻六
論倹約第十八
論謙譲第十九
論仁惻第二十
慎所好第二十一
慎言語第二十二
杜讒侫第二十三
論悔過第二十四
論奢縦第二十五
論貪鄙第二十六
■巻七
祟儒学第二十七
論文史第二十八
論礼楽第二十九
■巻八
務農第三十
論刑法第三十一
論赦令第三十二
論貢献第三十三
■巻九
議征伐第三十四
議安辺第三十五
■巻十
論行幸第三十六
論佃猟第三十七
論祥瑞第三十八
論災異第三十九
論慎終第四十
■貞観政要［附篇］
■巻四
輔弼第九
直言諫争第十
興廃第十一
求媚第十二
■貞観政要［補篇］
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感想・レビュー
※以下の感想・レビューは、株式会社ブックウォーカーの提供する「読書メーター」によるものです。
KAZOO
94
下巻には巻6から巻10までが収められています。よくまあ唐の太宗のやり取りをここまで克明に描き上げたという感じがしました。最後に魏徴が太宗の問いに答えている言葉がありますがこれが一番言いたいことだったのでしょう。「どうかお願いしたいことには、絶えず、ご自身で欲望や感情の心をうまく制御なされ、そして有終の美を保っていただきたいと存じます。」2019/04/09
多読多量連投が日課だった
1
終盤が省略ってのが2018/05/01
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