新釈漢文大系 〈67〉 国語 下 大野峻

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  • サイズ A5判/ページ数 p387/高さ 23X17cm
  • 商品コード 9784625570674
  • NDC分類 082
  • Cコード C3398

出版社内容情報

春秋時代の八国(周・魯・斉・晋・鄭・楚・呉・越)の事蹟を、国別に記したもの

春秋時代の八国(周・魯・斉・晋・鄭・楚・呉・越)の事蹟を、国別に記したもの、21巻。春秋左氏伝と同じく左丘明の著といわれている。左伝が春秋に即して魯国を中心に解説した編年体であるのに対して国語は各国の事蹟を総括的に紹介し、間接的な春秋伝となり、左伝を内伝、本書を外伝とも呼ぶ。

目次
国語巻第八
晋語 二
国語巻第九
晋語 三
国語巻第十
晋語 四
国語巻第十一
晋語 五
国語巻第十二
晋語 六
国語巻第十三
晋語 七
国語巻第十四
晋語 八
国語巻第十五
晋語 九
国語巻第十六
鄭語
国語巻第十七
楚語 上
国語巻第十八
楚語 下
国語巻第十九
呉語 
国語巻第二十
越語 上
国語巻第二十一
越語 下

感想・レビュー

※以下の感想・レビューは、株式会社ブックウォーカーの提供する「読書メーター」によるものです。

ヴィクトリー

1
相変わらず訳者の解説がいまいち。楚、呉、越に対しては夷狄だからと軽蔑の色を隠さないのが滑稽。それでも上巻の冒頭よりはましだが。しかし、趙文子と叔向が墓地で死者に会えるなら随武子がよい、と言うのを読んだ時、誰?って思ってしまった。士会、范会、随会、随季、いろいろな呼び方があるから、この時代は難しい。もうちょっとこの本とか左氏伝を読み込まないと。後、漢文で読むと漢字の意味とかで改めて気付かされることも多く、なかなか意義深かった。左氏伝も漢文付きのを読んでみたいが、いろいろ大変そうなので、余裕が出来た時にでも。2015/11/23

BIN

1
晋、鄭、楚、呉、越国の会話集。国語は歴史的には飛び飛びに書かれているので、春秋左氏伝等である程度流れがわかってないと辛い(解説はありますが)。晋で全体の1/3あり、他に比べて詳しく、また解説にもある通り重耳の亡命は国語の白眉で面白い。士会親子は偉大。呉語と越語上で范蠡がほとんど出ず、越語下で范蠡が書かれている。取ってつけた後付のような感じがあり、范蠡が実はそんなに活躍してなかったのではと思ってしまう。伍子胥が申胥と呼ばれていたことは知りませんでした。2013/06/04

多読多量連投が日課だった

0
役がよい2018/04/06

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