出版社内容情報
江戸期の秀逸歌集!! 日本の和歌・短歌を鳥瞰する本大系の第68巻。後水尾天皇は江戸幕府が誕生する少し前に生まれた34歳で退位、院となってから、和歌などに能力を発揮し、文芸面において江戸時代最もすぐれた天皇となった。\ 後水尾院の歌風は、二条家流の典雅さの中に、より複雑な趣向をこらして、新しさを求めようとするものと言える。
内容説明
後水尾天皇は在位中徳川幕府と軋轢を生じた政治的存在であるとともに、譲位後修学院離宮を営み、立花を愛し、古典文学を講じた芸文愛好の帝王としても知られ、和歌史上堂上和歌の指導者として重きをなす。ここにその家集1420余首に注解を付し、近世和歌研究に新たな展望を開く。
目次
本文
解説
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