出版社内容情報
〔レヴィ=ストロース、柳田国男、デュルケーム〕 政治思想史専攻の著者が、巨人レヴィ・ストロースを軸に生の意味、世界の意味をもとめて構造主義理論の解明に挑んだ探究の書。
内容説明
主としてレヴィ・ストロースの構造主義理論を現代的な視点から平明に解読し柳田国男、デュルケームとの意外性と示唆に富んだ知のトリアーデを構成するなかで人が生きる「意味」をそして世界の「意味」を探りだそうとする知的冒険の書。
目次
第1章 (レヴィ・ストロースにおける構造主義の展開―「意味」の地平へ;補論 構造主義人類学の基本視角―レヴィ・ストロースの思想)
第2章 (柳田国男とデュルケーム―意味と信仰;付論 フレイザー・永橋卓介・柳田国男)
第3章 柳田国男と日本文化―日本人の信仰