出版社内容情報
柴野徹夫[シバノテツオ]
著・文・その他
安斎育郎[アンザイイクロウ]
著・文・その他
内容説明
原子力発電所がもたらす地域社会の荒廃と地方行政の腐敗を執念の取材で暴き出し、1981年度日本ジャーナリスト会議奨励賞を受賞した先駆的ルポルタージュを大幅に増補。著者の盟友にして放射線防護学の権威である安斎育郎氏の協力のもと、脱・原発のためにいまわれわれが踏み出すべき一歩を示す。
目次
第1部 原発暴走―日本が危ない(この国はどこへ行こうとするのか―「核・原発依存」は、きっぱりやめるとき 「憲法」を道標にふるさとの復興・再建へ;福島原発事故 主権者としてするべきことはたくさんある;福島原発事故をめぐる緊急インタヴュー;対談 原発災害から何を学ぶか(安斎育郎・柴野徹夫))
第2部 『原発のある風景』再録(ジプシーの素顔;一冊の犯科帳;神隠しの池;関西広域原発極秘計画―峠の向こうに)
付録一 『原発のある風景』(一九八三年)によせて
付録二 原発についてさらに知るための十一章
追記 原子力と決別し、大自然と共生の道を―襲いくる「改憲・ファシズムの策動」に警戒を
著者等紹介
柴野徹夫[シバノテツオ]
1937年、京都府生まれ。新聞記者を経てフリージャーナリスト。憲法9条・メッセージ・プロジェクト(K9MP)編集統括。1981年度日本ジャーナリスト会議奨励賞受賞
安斎育郎[アンザイイクロウ]
1940年、東京都生まれ。立命館大学名誉教授、立命館大学国際平和ミュージアム名誉館長、K9MP共同代表。放射線防護学、平和学(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)
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