出版社内容情報
阪東 宏[バンドウ ヒロシ]
著・文・その他
内容説明
公文書集「民族問題関係雑件ユダヤ人問題」が語る日本政府・軍のユダヤ人政策。
目次
第1章 前史・両大戦期における日本のユダヤ人問題(一九二〇‐一九三七)(欧米の反ユダヤ思想の受容;ロシア・ソ連邦における経験;極東におけるユダヤ人団体との関係)
第2章 ドイツ、オーストリア、イタリアにおける反ユダヤ人政策と日本の対応(一九三三‐一九三九)(ドイツ・オーストリアの場合;ドイツの支配地域およびイタリアの状況;日本におけるユダヤ人対策と欧米諸国の反応)
第3章 ドイツのポーランド侵略から独ソ戦に至る時期(一九三九‐一九四一)(独ソ間諸国の在外公館・武官配置;在カウナス領事代理杉原千畝による日本通過ヴィザ大領発給とその波紋)
第4章 ユダヤ避難民の極東来航と日本の対策(極東への来航と日本政府・軍の対応;上海およびマニラにおけるユダヤ避難民対策 ほか)
著者等紹介
阪東宏[バンドウヒロシ]
1926年東京生まれ。1950年東京大学西洋史学科卒業。1963‐66ワルシャワ大学歴史研究所に留学。1970‐97年明治大学文学部教授(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)
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